「制服まにあ」の独り言（１４）
＜07.03.05＞
衣装にこだわりが足りない秋葉系喫茶
とんでもなく長らく、ご無沙汰しておりました☆ 一応、元気に生きてはいるんだけど、ある意味お気楽だった同人時代とは色々と生活環境とかも変わっちゃって、なかなかシュミの雑談とか、そういうのを書いてるヒマがなかった因幡です。
でもって、前回このコーナーを書いた2003年から、はや４年経過。そのときは、「メイドブームは沈静化」みたいなことを書いて、あとは廃れていくだけだろう…と予想していたんだけど、意外や意外、最近になってもメイド喫茶はまだ健在だし、相変わらず、その手の店が新規開業していたりする。これはもう、メイド喫茶（コスプレ喫茶）という業態がしっかりジャンルとして確立しちゃった状態ですねぇ☆
しかし、相変わらず、「衣装がショボい」「食事がイマイチ」「従業員の接客がなってない」…なんだかダメダメなところ、多すぎです。最近は、以前ほど自分の足でリサーチできてないんで、それほど偉そうなことは言えないんだけど、ネット上で出回る風評やら知人から聞く話やらを総合するに、「期待はずれ」「もっとしっかり」「最近のメイド喫茶は…（ぶつぶつ）」といった意見が多いようです。
そんな中、「うちは、既存の他店とは違います」「今までのメイド喫茶とは一線を画します」といった触れ込みがあると、ついつい「今度こそは」と淡い期待をしてみちゃったりするのですが…。
ちょっとした事情でちょっくら関わった（普通の人より多少は知っているかも知れない）２店（＋開業しなかった１店？）について、ちとコメントをば。
その１：やたら高額だったという噂の高級なコーヒーマシン（？）を導入し、「飲み物や食べ物の品質にも気を配る」「靴も全部揃えて統一感を出したい」など、志の高い話も耳に入ってきていた某店。開店時の制服はシンプルながらもクラシックな某ショップの衣装をセレクトするあたり、「おっ、これはやる気あるなぁ！」とか期待しちゃってたんだけど、半年もすると、なんだか様相が変わってきてしまいました。メイド系とはちょっくら傾向の違う衣装でイベントを打って物議を醸したり、あれこれいろいろとあったその店は、しばらくすると制服も別のものに変更してしまったようです。
その２：最近開店した、メイド喫茶というよりは、制服コスプレ喫茶。ホームページを見ると、衣装は高級品のみ…みたいなことが書いてあるし、確かに良質なショップの衣装も買ってはいるみたいだけど、開店の様子を取材した各種メディアやらブログに掲載されている画像には、どう見ても中国製廉価衣装（ハンズやドンキのパーティーグッズコーナーでよく売っているブランド）の品が、半分ぐらい（いや半分以上？）混ざっています…。うーむ、こんなんで大丈夫なんですかぁ〜？
その３：これは、結果として（たぶん）開店してないと思うんだけど…。数年前の話だったかなぁ。どこかの掲示板か何かで、「ちゃんとしたメイド喫茶を作る」みたいな話が出たらしく（その直接の部分は私は見ていないので詳しくは知らない）、そのことを知人から聞いてＯＦＦ会に参加してみたことがありました。首謀者（？）は会社の経営者でお金もたくさん動かせて…みたいな自慢話（失礼）をしてたけど、実際にメイド喫茶のヴィジョンとなると、なんだか雲を掴むようというか、いまいち私の琴線にふれるような「コアな何か」に欠けてる感じがしちゃいました。
どの話にも共通しているのは、少なくてもオーナーか経営者か、それらしき立場の人の夢や理想は相当に高いらしい…ということ（はじめから羊頭狗肉をするつもりなら詐欺なんだけど、たぶんそうではないと信じたいです）。あぁ、それなのに、それなのに。実際にフタをあけてみると、理想と現実が乖離しているんです。どうして、こうなっちゃうんでしょう。謎です。だけど、それでも、たとえば「その１」の店は何年も営業を続けています。…これぞ、秋葉系喫茶の神秘！？(^^;)
でも、因幡としては、ですね。どうせやるならば、制服の質にこだわったメイド（コスプレ）喫茶が出来て欲しいです。この際、飲食物の質とウエイトレスの質は、制服の質よりプライオリティが落ちてもいい。…って、いや、本当はそれでは困るんだけど、衣装を売りにしている店ならば、まずはそこ（衣装）に力を注ぐべきでしょう…と思う次第です☆
…いや、これは単純に制服（衣装）マニアの戯言ですけどね。
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３．希少性と価値
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