装う☆

 洋服集めは、因幡の一種の趣味かも知れません。もちろん、女性はみな装うことが好きみたいなので私が特別というわけではないんですけど(笑)、ちょっと他人と違うなぁと思うのは、コレクションされる服が、なぜか「普段着れない」ものが圧倒的に多いということと、ブランドには比較的こだわらないという点です☆
 普通、女性の洋服の集め方は「シャネルがすきだからシャネラー」のようなブランド嗜好、あるいは知名度こそ低くても「あの店(ブランド)はお気に入り」みたいな傾向が出るものですが、私の場合、それらしい傾向が出ているのは、かろうじてピンクハウス系だけ。それも別に「絶対ピンクハウス(あ、今だとワンダフルワールドかな?)」のような信仰的なものは薄く、古着ショップで買ってもへっちゃらだし、普通のセーターとピンクハウスなども平気でコーディネストしちゃいます☆ だから、ピンクハウスが好きというよりは、単純に「可愛いものが好き」の延長感覚だと思います。
 だから逆に、最近の有名アパレルにありがちな「黒くて直線的」なデザインの服は(恐い感じがあるので)どうも苦手だし、また、ストリート系と呼ばれるファッションも、私の思う「可愛い」から少し遠いので自分ではやりませんね。
 では、因幡の気に入る服とは、どんなものか…。それについて、よーこちゃんが端的な言葉で表現してくれて、いわく「コスプレ魂の入った服」だそうです(笑) この言葉は本当にうまく言い表していると思います☆ ちょっと特殊というか、いかにも「制服」っぽい雰囲気があったり、ちょっとデザインが凝っていたりするものに、ついつい目がいってしまいます。ちょっとベレー帽でも載せればバスガイドさん風とか、水商売で着るには地味だけど会社に来ていくのにはちょっと派手ぐらいな微妙なデザインのスーツとか、ファーストフード風のストライプに白襟のブラウスとか、セーラー襟のブラウスとか、ちょっと間違うと特撮モノのヒロイン風とか。あ、この前、また白のロングブーツなんて普通に使えないものを買ってしまったっけ(笑) 白ボアのショートコートや、起毛のタイガープリントのワンピースなども、普段どうしろっていうんでしょう☆ でも、それらならまだいい。勇気さえ出せば外出に使えるから。セーラー服とか、チャイナドレスとか、体操着&ブルマーとか、お色直しのロングドレスとか、タキシードとか、スパンコールの上着とか、紺ブレ+チェックミニスカ+ルーズソックス(スクールブラウスとネクタイも付いてます)とか、その手の「謎」な衣装は、外出にさえ使えません(泣)
 結局、それらはすべて特別の日用となってしまうので、普段は地味なジーンズ+Tシャツなどでいい加減に過ごしていたりするのでした。

コスプレについて思うこと☆
ピンクハウス系について深く語る

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