チャイナドレス☆
特殊な衣装を「制服系」という言葉でひとくくりにしたとき、セーラー・白衣・チャイナ・アンミラ・バニー…などと一括して混ぜ込んでも、違和感の無いチャイナドレス。しかし、先日私は中華街に出向き(理由はアン○ラ衣装の調達などという不埒なも
のだけど(笑))、そこでチャイナドレスに関する「ある法則」に気が付いてしまったのです!
ぢつは、チャイナドレスは決して「特殊なコスチューム」ではないということです。もっと具体的に言いますと、我々が予想する以上に多くの女性がチャイナドレスを所持しているし、所持している女性の多くは、それを別に特殊なこととも変わったこととも思っていないのではないか、という仮説ですね☆
だって考えてみてください。中華街でチャイナドレスを売っている店は、いったい何軒あるというのでしょう。下手すれば土産物屋さんの全てにチャイナドレスもおいてあると言って過言ではありません。また、土産物屋さんというよりは、チャイナドレス
(や類似した衣装の)のみの専門店(洋装店)も、数多くあります。そういう店が生計を立てていられるということは、1日1着以上は売れてないとイケナイ気がします。仮にですよ、中華街にチャイナ服を売っている店が30軒として、それぞれが1日1着販売していたとしたら、1年で約1万着(!)のチャイナドレスが中華街で販売されたことになります。もちろん、その中には、外人が土産物で買っていったなどのケースもあるでしょうけど、その分、日本人が海外旅行で買って帰ったチャイナドレスもあるでしょうから、かなり強引な計算ではありますが、1年で1万人の日本人がチャイナドレスを所持したということになります。ということは、10年で10万人です(笑)
仮に、日本において、幼女や老婆を除き、チャイナドレスを実質的に着用できるぐらいの女性の総数が5000万人であったとします(これもかなりアバウトな計算だけど(笑))。とすると、500人に1人はチャイナドレスを持っているということになります。この数字を多いと捉えるか少ない捉えるかはまた微妙な問題ですが、たとえば学校に1人、町内に1人、職場に1人ぐらいは持っていて当たり前という状態です。つまり、さほど珍しくはないのです。「日常着用できない衣装を、趣味で購入する」という行動は、因幡のような特殊な女性の奇態ではなく、多くの女性に共通する心理みたいなものなのかも知れません。ただ、それを「もったいない」「どうせ着る場所がないから」と踏みとどまるか、勢いで買ってしまうかの違いだけですね☆(ぉぃ)
では、何故「バニーを着たい女性」は表面化しないのに、チャイナドレスのほうはこれほどまでに普及しているか、因幡なりに分析してみたいと思います。
結論からいいますと、「気軽に購入できる」「言い訳が立つ」「年齢層を選ばない」の3つが要因でしょう。これだけでは抽象的ですから、もう少し補足しますね☆
まずは、「気軽に購入できる」。この場合の気軽とは、ひとつは価格帯です。チャイナドレスはそのほとんどが1万円を中心とした価格です。バニーやセーラー服は、フルセットで新品をそろえると3万以上かかってしまいますが、チャイナであれば1万円程度でそこそこゴージャスなものが手に入るのです。また、もうひとつの気軽さは、売っている場所がわかりやすいということです。中華街にいけばチャイナドレスが買える、これはほとんどの人が認識できていると思います。それに対して、(学生でない者が)セーラー服を購入したかったら、あるいはバニー服を購入したかったら、どこにどう話を持っていけばよいのか、ちょっと悩んでしまうところです。つまり、買える場所がわかりやすく入りやすい、しかも価格が廉価であることが、「気軽さ」ですね☆
続いて、「言い訳が立つ」。これまた抽象的な言葉ですが、実は、女性の買い物にこれは重要な問題です(笑) せっかく中華街に来たんだから記念に欲しい、いちおう正装だからイザとなったら結婚式の披露宴などに着ていけるなどのタテマエが、同行したダンナや親や友達の目を巧みにかわします。また、スリットが入って若干セクシーとはいえ、基本的に体型をそれほど露出させないデザインなので「肌が出るからやめろ」と言われる危険性も(ほとんど)ありません。もし、これがバニー衣装だったらどうでしょう。5〜6万する衣装をお土産感覚で買うにはちょっと無理があるし、買ったところでどういう場面で使えるチャンスがあるかも不明です。しかも、足や肩が露出する衣装ですから、周囲に「そんな格好は避けてくれ」と言われてしまうかもしれません。チャイナドレスであれば、(本当は自分が着たかったとしても)「質の高い刺繍の入った民芸品とした購入した」というタテマエが立つのです(笑)
最後に「年齢層を選ばない」。これは、バニーもそうなのですが、チャイナドレスは着用者の年齢層が広いので、幼児に近い年齢の娘から比較的年配の女性まで、きこなせてしまうのです。これがもしセーラー服だったらどうでしょう? 40才の女性がセーラー服を着たら、ちょっと洒落になりません。しかし、40才の女性がチャイナ服を着ても不自然ではないですよね。年齢層を選ばないという書き方が妥当でなければ、単純に「着る人を選ばない」と言い換えても良いのですが、チャイナドレスには着る側に「私なんかが着てはいけない」とひるませる部分が少ないのです。体型的にも、たくさんのバリエーションが揃えられていて、着たいと思った人のほとんどが入手することができます。
つまり、チャイナドレスは比較的安直で言い訳もたちやすく、しかもトライしやすい「コスプレ」なんですね☆(笑)
更に深く、チャイナドレスを考える
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