☆仕事


このページのかなりの内容を、リライトしました☆(99.07.09)

最近の収入源(99.07.09新規)
オーバースペック(99.07.09更新)
同人と商売は違う?(99.07.09)
「短時間で高収入」の仕事(99.07.09更新)
昔の「まじめな」因幡
贅沢しなきゃ、暮らして行けるもんよ☆(99.02.01)
業界っぽい(笑)仕事
割り切れなさが付きまとうバニー仕事(99.01.05)
器用貧乏な因幡
趣味は仕事にできる!(98.12.07)


最近の収入源

 ほとんど腐れ縁になりかけている某衣装業者のM氏に、「貴方、これで食べていけてるの?」と心配していただきました。いや、とても食えちゃないですよって答えながら、そんなに心配してくれるなら、もっと安く仕入れさせてよ〜とかちょっと思ったけど、それは言わないお約束☆
 実際には、今のメインの収入源は、テープ起こしかな? パソコンを使って在宅で入力系の仕事が本線で、サブで、家にいながらできる他のことをいくつか組み合わせているって感じです。テープ起こしはスポット(飛び込み)で入るので、入るといきなり忙しくなって他のことが出来なくなるし、いつ入るか分からないからなかなか先の予定が立たないのが難点ですが、時間単価がものすごくいいし、知識や教養も付く(語彙が増える)など自らのスキルアップのできる仕事なので、けっこう気に入っています☆
 ともかく、在宅系の仕事なんで、最近「通勤」っていうのを体験していません(笑) たま〜にラッシュアワーの電車にうっかり乗り合わせると、「みんな、こんなのに毎日載って通勤しているだぁ。サラリーマンとかOLって、偉いなぁ」とか、マジで企業戦士の皆さんに驚嘆してしまいます。煙草の煙と、満員電車が苦手だと、オフィス勤めは向かないかも知れない。


オーバースペック

 ビジネスにおいて、お金にならない無駄な仕事まで引き受けてしまう(オーバースペック)のは、やってしまうのが馬鹿…みたいなことを書いたけど、最近、必ずしもそうでもないかなって思えるようになりました☆
 他人のお願いを過分に聞いたり、お金にならないことにまで親切にしすぎたり、凝り出したら止らなかったりする私の性格、それがそのまま信頼に繋がったりビジネス上で良い影響をもたらしたりってこともちゃんとある、自分の凝りすぎる性格が得をする業種もあるんだって…。
 世の中には、一般には欠点と言われる性格を逆にうまく生かせる仕事って、きっとあります。もし、貴方が、パソコンオタクといわれ、暗いとか人付き合いが悪いとか言われていたとしても、「どうして、自分は話し下手なんだろう」とか「話し方教室に通ったけど性格が変えられない」とか悩み苦しむ必要はないのです。別のことでアピール点があれば、結果オーライ! いっそ、一匹狼の凄腕プログラマーになることに専念してみるのも手かも知れませんヨ☆


同人と商売は、違う?

 趣味を仕事にしたいとか、趣味を仕事に出来るとか、そんなことも書いていたし、その考えは今も変わってないんだけど、形としては、同人と仕事の間には、やっぱり一線を引くべきだと思ってます。いや、本当は明確なライン引きなんてないんだけど、アマとプロの差はあるし、非営利と営利の差もあるし。少なくてもコミケは、営利団体の参加を認めていない(タテマエになっている)のだから、そういうことは遵守したい。だからこそ、うさぎハウスでは、自主制作物や関連グッズ以外の品はなるべく扱わないし、あと、営利目的のイベントとかはやらないわけだし…。
 で、うさぎハウスが同人なのに営利的に見えるとかそのあたり、問題になるのは、同人の場合の必要経費をどこまで認めるかという、ラインなんぢゃないかなぁと☆ 読んで貰いたいから無料配布ってサークルもあるし、せめて印刷代程度は出るようにといった地味目の価格設定で出しているところも多い。そんな中で、本の制作にかかった全ての必要経費は、本来なら本の売上からきちんと賄える状態が望ましいという因幡の考え方は、ちょっと特殊というか、同人方面からは「ビジネス的」に見えるのかも知れませんね。
 でも、余剰利益をつけて売っていないなら(浮いた分で飲み食いとかしてないなら)、細かい経費を積み上げていった結果、同人の相場より高い値段設定になっちゃったとしても、それは営利とかボってるとは言わないと思います。個人サークルとして1人でやっているならともかく、他人を巻き込んでるわけだから、何かやるたびに因幡が1人が被ったり、あるいは別の誰かがお金を出すって話になるよりは、サークル全体としてお金が管理され、そこに赤字ができるだけでない方向に運営するほうがクリアだと思います☆


「短時間で高収入」の仕事

 以前は、うさぎハウスのバニー店潜入取材も兼ねて、バニーパブに短期バイトに入っていた時期もありました。そんな中、いろいろなご縁で長く関わりをもった店が、池袋のD店です。
 D店は、今時の水商売には珍しく女性に無理をさせないお店でした。ド素人である私でも勤まるライトな接客方針だったのが災いしたのか、それともバニーガール自体が水商売では時代遅れなのか、98年年末に1号店は消えてしまいました…。それにしてもD店が偉いのは、つぶれたついでにシカトしても不思議でない水商売で、わざわざ最後のお給料をきちんと揃えて待っていたこと。「しばらく休業になるので、お給料は用意してありますから取りに来てください」って…。そういう店だったからこそ、私でも勤まっていたんです。
 実際には、在籍だけはしても、1〜2ヶ月に1回しか出勤しないような、本当に形だけの在籍でした。私自身は、お酒も飲まないしタバコも吸わないし、なにより虚構の多い水商売の世界は最後まで本質的には好きになれませんでした。もとより、バニー研究のためにバニーパブ潜入をはじめ、自分の求めるバニー像と水商売のそれが違うことには、ずいぶん前から気づいていました。研究用に潜入した場合は、大抵1週間、よくて1ヶ月で行脚していたのに、D店だけは長いお付き合いが続いたのは、店長の人柄です。店長には、バニー衣装の件でもお世話になったし(衣装をうさぎハウスのイベントに貸してくれたり、業者を教えてくれたり)、水商売にしては人情や誠意のある店だったと思います。
 年齢的にも潮時なのに、乞われてたまに出勤していたという感じだったので、店が無くなったことで、すっぱりけじめがついてよかったです。4年間、ありがとうございました。


昔の「まじめな」因幡

 昨年までは某塚商会に派遣で入って、パソコンの電話サポートをやっていました。
 電話サポートについては、はなからうさぎハウスとの両立はキツいのでは…?とは思っていたのですが、その頃「同人貧乏」をしていた私は、実入りの良い仕事だったので、つい飛びついてしまったのです。実はこの仕事「精神的にキツい」って言われてます。パソコンの知識もさることながら、顔の見えない相手に声だけを頼りに説明するテクニックというのがなかなか大変なのです。相手はトラブルに巻き込まれて気が立っているから、接客も難しいし…。でも、私にとっては、電話応対そのものはわりと好きでした。
 だけど一番ネックだったのは、やはり「勤怠」。本来はそれが当たり前なんだけど、月〜金曜の9:00〜5:30でフルタイム働いていると、うさぎハウスのことが出来ないんですよね…☆(贅沢な悩み) 結局、無理に両立したら体調を壊して、「こんな無茶な生活、長くは続けられないなぁ」と(笑) うさぎハウスをやりはじめたころは、8:30〜5:30のOL(建設系会社の積算業務)をしていてもちゃんと両立出来たのに、いつのまに、まともな仕事と両立できないほど過酷に雑務が増えてしまったのでしょう(謎)


贅沢しなきゃ、暮らして行けるもんよ☆

 「バイトやスポット仕事だけで、生活は大丈夫なんですか?」と、良く聞かれます(笑) でも、普通に暮らしていくだけなら、そんなにお金はかからないもんですよ。私はあまり贅沢をしないし(なにしろバニー衣装が自分の手持ちで一番高い衣装(笑))他にお金のかかる趣味もないんで(強いていえば、仕事と同人が趣味!?)、家賃とか光熱費とか食費とか、基本料金しかかからないんです。でも、本当に生きていくだけでは、バニー活動にお金が回りません☆
 というわけで、空いた時間のすき間を埋めるように、色々と他の仕事もしています。一時期は
にわかパチプロ化してたけど、今はご無沙汰しています…(^^;)
 昨年末から、だんだん勝ちづらくなってきたので、そういう波のときにアツくなると負け犬なんで、いったん冷却期間ということで足を洗いました。最近は、たまに趣味で打ちますが、勝ったり負けたりで、微マイナスぐらい。生半可な気持ちでギャンブルやると、手痛いしっぺ返しきますから、本気で稼ぐ根性がないときはギャンブルはやるべきではないですね☆


業界っぽい(笑)仕事

 一番好きなのは、「
テープ起こし」ですね☆ 在宅でできるし、私はキーボード入力がかなり速いほうだから出来高制の仕事だと時間単価がいいし、なによりテープの内容を聞くことで色々と雑学がつくのが楽しい☆ ただ、あえて難点をいえば、仕事が安定しないこと。来るときは何十本も来て徹夜体制だけど、来ないときにはまるで暇という、先のスケジュールが立たない仕事です。それでも、テープ起こしは、現在の私のメインの収入源です。24時間仕上げなど、一般業者も見放した特急起こしが売りですので、仕事の依頼があればよろしく〜!(15000〜19000円/hぐらい)
 あと、一時期はバニー姿で写真撮影会のモデルもしました。容姿が売り物になるほどの力量ではないんで、あくまでも「衣装込み」で重宝に…みたいな感じですけどね☆(笑)
 あとは、最近はコラムも執筆させていただいています。隔月発行の雑誌に1Pだけだから、とてもこれだけでライターとは言えないけど、ま、いちお、フリーライターの卵って感じかな?(^^;)

 上記のような仕事のお誘いがあれば、ぜひとも喜んで引き受けたく、こちらもお待ちしています!


割り切れなさが付きまとうバニー仕事

 以前、バニー姿で男性向け雑誌のグラビアに出たこともあるけど、あれは精神的にどうもよくないですね。どうしても、うさぎハウスの方向性と雑誌側の企画意図との間にギャップがあって、うまく割り切れないと「消化不良」になります(苦笑)
 似たような割り切れなさがあるのが、バニーパブ。これも、なかなか難しいですね。潜入取材目的の短期バイトならまだしも、それを生活の手段にしちゃうとストレスも多く、その積み重ねが「(うさぎハウスの理想とする)バニーガールに対する夢」をむしばんでいく感じです。ただ、理解のあるお客様と出会えたとき、常連さんに過分に親切にしていただけたときなど、この仕事ならではの醍醐味もあるので、一概に悪いことばかりとも言えないけど…☆


器用貧乏な因幡

 器用貧乏なので、けっこう中途半端にこなします。イラスト・POP・レタリングなどは、小さいお店でバイトしていたときに重宝されました。店のポスターとか広告チラシとか、ロゴマークも含め、色々作りましたね☆ 別の会社でも社章とかTシャツとか手がけたっけ…。でも、デザイナーとしてプロになるほどのセンスとか力量ってわけでもないんですよね(苦笑)
 
実は昔はアナウンサーか声優になりたくて、というか小さい頃からずっと放送委員会やっていて、けっこう「しゃべること」が当たり前になっています☆
 学生の頃は、尊敬しているバスの運転手さんがいたので、憧れてバスの運転手になりたいと血迷ったこともありました。その頃は、男性と同じような仕事をすることがカッコイイと思い込んでいたのかも…。でも、それはすぐに熱が冷めたかな?(笑)
 今やりたいのは、ともかく「表現」が出来る仕事。でも、自分の言いたいこと表現してお金貰おうなんて、やっぱ甘いよね〜☆ ライターだって、多くの場合決められたことを「書かされて」いるだけで、書きたいことが書けるわけではない。それに、表現とか書くと綺麗だけど、所詮「表現」なんて「情報処理」なみに意味不明な言葉ですよねぇ(^^;)


趣味は仕事にできる!

 よく世間では、「趣味を仕事には出来ない」と言います。それは一面真実でしょう。しかし、「趣味と実益は兼ねられる」と、個人的にはそう思っています。
 私にとって、趣味は生活であり、生きがいであり、人生そのものです。趣味がこうじて、気が付くとそれが仕事になっている、ずっとそんな人生を送ってきました。事実、好きなパソコンやパチンコを仕事にしてきたこともあります。せっかくの趣味はとことん極めたいし、極めれば(マイナーであっても)何らかの価値を生むと信じています☆(^^;)
 趣味の漫画や小説で食えたらいいし、趣味のギターや絵で食えたらいいですよね。それ、みんなの本音ぢゃないかな? でも、普通はそううまくはいかないから、「趣味は趣味のままでいい」って、腐った葡萄(イソップ寓話だっけ?)をやるんでしょうね。
 同人屋さんが漫画家になるように、私も何らかの形で、今の活動を商業ベースで活動できる何かに昇華させていきたいです。それは、決して儲け主義とか営利主義とかではなく、本当に好きなことを、安定して長く続けていくためにも必要なことだと思っています。

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