調味料の欄に特別なものが記されていない場合は、砂糖・醤油・みりん・酒・油があればできます。因幡の料理に、塩は(大抵の場合)不要です。なぜなら、醤油や料理酒に塩味がついているからですね☆
また、調味料の分量は味見しながら加減しているので、「適宜」としか言えないケースが多く、レシピとしてはまるで役に立たない可能性が高いですが、あらかじめご了承くださいませ(^^;)
材料:じゃがいも2〜3個
コンビーフ1缶
ブロッコリー1個
マヨネーズ適宜
※上記の分量で2人前ぐらいです
1.ブロッコリーを茹でる
適当に小さく切って、ブロッコリーを茹でます。普通に食べるときよりちょっと小さ目にしておくといいかも…。茹ですぎないように注意。茹でるときに、お湯に塩を入れておくと仕上がりが綺麗です。
2.そのお湯で続いてじゃがいもを茹でる
もったいないので、ブロッコリーを出してどこかに待避させたら、そのお湯をつかって、続いてじゃがいもを茹でます。じゃがいもは、新じゃがだったら皮付きのまま茹でてしまってOK! 後からするりと剥けます。
3.じゃがいもを適当につぶす
じゃがいもが茹で上がったら、皮を剥いて、ボールなどの大き目の器に移して、フォークで適当につぶします。茹で上がりの加減がわからないときは、串を刺して通りでチェックという方法もありますが、適当なところで陸揚げしてしまってから包丁で2つに切ってみて、中がじゃりっというようだったら、追加で電子レンジするという奥の手もあります。
4.コンビーフとブロッコリーを追加して混ぜる
まだ暖かいジャガイモのところにコンピーフを加えて混ぜると、良い感じに油が溶けてほぐれます。そこにマヨネーズを適宜入れて混ぜ、最後にブロッコリーを入れて軽く混ぜます。お好みで胡椒を振っても良いでしょう。
このサラダのコツは、ブロッコリーは一番最後に混ぜるというところです。
材料:大根1/3ぐらい
骨つき鶏肉、適宜
糸こんにゃく、1パック
にんじん、1本
たまねぎ、2個
※上記の分量で2〜3人前ぐらいです
1.鶏肉を茹でる
鶏肉は、ぶっちゃけた話、どんな形状でもいいんです。もも肉の骨付きでもいいし、鶏がらでもいい。つまり、できるだけダシがとれそうな肉ならなんでもOK!(だから、ササミとかは駄目ね)
で、ひたすら茹でる。料理しているというよりは、スープ取っているぐらいの気持ちで、長時間茹でると良いでしょう。私は、6時間ぐらいゆでました。
2.野菜を入れる
大根は、幅3センチぐらいに輪切りにして、それを扇形に4分割。にんじんは、適当(私は、楽をしたいので、輪切りでごまかしてます)。玉ねぎは、溶けてしまいやすいので、4〜6分割ぐらい。この段階では、まだ糸こんにゃくは入れてはだめですね(あれは、煮すぎるとかたくなっちゃうのです)。
3.味付け
毎度おなじみ「つゆの元」は、今回は品切れで、しかもみりんも品切れだったので、砂糖、酒、醤油だけで味付けしました。でもなんとかなったかな?
よく、味付けのコツは「さしすせそ」(砂糖が先)とかいうけど、あんまり厳密にしなくても、なんとかなりますよ(笑) ただし、最初から一気に醤油味をつけてしまうのだけは避けたほうがいいみたい…。因幡の場合は、できるだけ薄味で作っておいて(甘み系の味は、はじめからかなり投入しておく)「煮詰めて」濃くしていくやり方をしてます。それでも薄い(あるいは甘い)場合は、最後に醤油で調整ね。
あ、最後の醤油と、最初の砂糖の、ちょうど中間ぐらいのタイミングで、糸こんにゃくを入れるのを忘れずに。ちなみに、さいしょの野菜投入の段階で、大根のかわりにじゃがいもを入れていれば、多分、肉じゃがになります。
4.寝かす(笑)
大根にだいたい火が通ったかなと思ったら、いったん火をとめて数時間放置。なんと、いい具合に、煮汁が大根にしみこんで、ほくほく。食べる前に、もう一度火を通して<できあがり!
材料:
乾し椎茸1パック(ぉぃぉぃ)
人参2本
つゆの素
※上記の分量で3〜4人前ぐらいです
1.下準備をする
乾し椎茸は、ボールに水を張って、その中につけて戻します。早く戻したい場合は、お湯を使ってもOK。もっと邪道なテクとしては、煮ながら戻してしまうということもできますが、包丁が入らないので、あまりオススメできませんね☆ 椎茸は柔らかくもどったら、いしづき(へた)を切って、2分割か4分割にぐらいにします。
人参は、どう切っても良いのですが、今回は、皮をつけたまま厚さ5mmぐらいの輪切りにして、それを抜き型で花の形に抜いて遊んでみました。この日の人参はサイズがちょうど良く、外側がほとんど皮しか残らなかったので捨てましたが、身がたくさん残ってしまいそうな場合は、チャーハンやオムレツの具など用にストックすると良いでしょう。
2.椎茸の下煮
椎茸は、味のついた汁の中に入れて煮立てますが、人参はお湯の中で茹でてから味付けをします。味付けには、椎茸の戻し汁、水、酒、同量ぐらいで混ぜたペースに、万能「つゆの素」(つゆの素に書かれている煮物の場合の配分よりかなり少な目に)加え、後は酒、砂糖、みりん、醤油などで、自分流にアレンジを加えます。甘くしたければ砂糖かみりん、辛くしたければ醤油という風に調整していきます。コツははじめからあまり濃い味にしないで少しづつ味見をしながら足すことですね☆ この段階では、ちょっとうす味かな?というぐらいのところで止めておくのが良いでしょう。
3.人参の下煮
人参は椎茸とは異なり、お湯(出し汁)が沸いてから投入、暫らくゆでてから味付けを開始します。椎茸の戻し汁を煮汁代わりに使うと味に深みが出ますので、お好みで使いましょう。ただし、全て椎茸の戻し汁にすると、かなり口説くなります。煮汁の半量ぐらいまでが限界かな?
味付けは基本的に椎茸と同じで、つゆの素を活用しながら、自分なりに調味します。すでにこの段階で椎茸の下煮が終わっていたら、その煮汁を少し流用するのも手でしょう☆
4.しばらく置く(笑)
馬鹿みたいな話ですが、だいたい煮おわったら、いったん冷ますと味が染みていい感じになります。これはカレーとかも同じですね。不思議だけど…。
余裕があれば、人参の代わりに、たけのこ、こんにゃく、ゴボウなど、他の野菜も色々チャレンジしてみてくださいね☆(って、たけのこもゴボウも、下準備、もっと手間かかるやん(笑))
5.合わせて煮直す
両方冷めたら、改めて、それらを合体し、鍋でもうひと煮立ちさせます。味が薄ければこの段階で最後の調整をします☆
材料:
茄子2本
長ねぎ少々
甜麺醤(中華風甘味噌)
ゴマ油
※上記の分量で1〜2人前ぐらいです
1 材料を切る
長ねぎは、薬味にするときみたく細かく切ります。茄子は、縦に半分に切ってから、横に5mmぐらいに櫛形に切ります。でも、別に切り方はどんなんでも大差ないと思います☆
2 茄子の下炒め
このあたり、「茄子とピーマンの炒め物」の手法と同じですが、茄子を先に油で炒めておきます。8割ぐらい火が通ったかな?という感じのところで、いったん別の器に移動。
3 本番の炒め
フライパンに油を引き直して、ネギを炒め、その後、2の茄子を投入。お酒を少々まぶしてジュッとなった後に、甜麺醤をティースプーン山盛り2杯ぐらい(量はお好みで)入れます。この味噌は甘くてベトつくので、入れたらすぐにマメにかき混ぜないと焦げます(笑) これだけでは味が間が抜けるので、醤油を後から少々(スプーン1杯ぐらい?)入れるのがコツです。これも味加減はお好みで…☆
4.中華といえばゴマ油
最後の仕上げは、ゴマ油を少々☆ なんでもゴマ油をかけているみたいですが、これが、醤油味の強い中華風の仕上げのコツみたいですね(笑)
材料:
カニ風味かまぼこ1パック
長ねぎ1〜2本(カニかまぼこと同じぐらいの量)
鶏卵3〜4個
※上記の分量で3〜4人前ぐらいです
1 材料を切る
長ねぎは、薬味にするときみたく細かく切ります。カニかまぼこは、サラダ用のほぐしてあるタイプならそのまま使います。オホーツクみたくスティックになっているものは、長さ1〜2センチぐらいに切って、さらにそれを細かくほぐします。分量は、ネギとカニが同じぐらいの量になるのが目安です。実際には、カニの量にネギを合わす感じですね☆
2 卵と混ぜる
上記材料は、切った先からボールに放り込んでおいて、その上にさらに生卵を割り入れるのが楽です。ちょっと卵の量が少ないかな?と思えるぐらいの数をいれたら、いったんかき混ぜてみて、もっと卵を入れたほうがよさそうだったら、もうひとつ加えるという感じで調整します。お好み焼きの具とベースぐらいのバランスをイメージすると良いでしょう☆
3 焼く
焼きかたにはちょっとコツがあります。ボールノ中の卵を全部一度に焼こうとせず、ホットケーキ程度の分量(おたま1杯分ぐらい)で数回にわけてチマチマ焼けば、ひっくり返すときに崩れず丸いままうまく焼けます。フライパンに少し油を大目に引いておいて、泳がすように焼くのも、形を崩さないコツでしょう。片面を焼くときは強火で焼いて丸い形をしっかり作り、ささっとひっくり返したら、もうすぐに火を止めてしまうか、あるいはうんと弱火で余熱でゆっくり火を通す感じでやるとうまく仕上がります
材料:
たまねぎ1個
鶏卵3個
鶏モモ肉1枚
ニンベン「つゆの素」(その手のそばつゆ系なら何でも良い)
※上記の材料で2人前ぐらいです
1 材料を切る
玉ねぎは、半分に切って、それをくし形に薄くスライスします。鶏肉は薄く細かく、バラバラにします(私の場合、厚さ3mm、幅1cm、長さ2cmぐらいにしました)。卵も小さい器に溶いておきます。
2 汁の味を作る
鍋にお酒を薄く入れ、そこにお砂糖スプーン1杯ぐらいと、「つゆの素」をお酒と同量ぐらいを入れて煮立てます。その段階でお箸につけてなめてみて、味を加減します(いい加減でごめん)。でも、大抵はつゆの素の味が良いから、それほどシビアに加減しなくてもなんとかなります。分量に自信のない方は、つゆの素のラベルに書いてある「親子丼の場合の水とつゆの割合」通りに作る手もありますね☆
3 煮る
味が整ったら、その中にスライス玉ねぎをしきつめて、鶏肉もまんべんなく散らします(上記材料の半分づつ2回に分けて調理したほうが良いでしょう)。
しはらく煮て鶏肉の色が変ったら、卵を溶き入れます。卵を入れるときのコツは、卵の入れ物にお箸をつけて「流れ道」をつくって、そこから鍋にそっと入れる感じです。鍋の中に渦巻き模様を作る感じでぐるぐるーって入れるとうまくいきます。
4 早目に火を止める
卵が半分ぐらい固まったら、さっさと火を止めてしまいます。あとは、勝手にころあいよく煮えてくれます。
[応用]
鶏肉の代わりに何を入れても、それなりにそれらしくなります。私が好きなのは「コロッケ丼」ですね☆(メンチカツも試しましたが、コロッケのほうがいいみたい) また、から揚げを入れた「親子丼」もなかなかおいしいです(どっかのお弁当屋さんがそうしてました)。入れる肉を牛肉にして卵を入れなければ「牛丼」という具合に、いくらでも応用がききますね☆
材料:
茄子(2〜3本ぐらい)
ピーマン(3〜4個ぐらい)
生姜(ひとかけら)
ごま油
※上記の材料で3人前ぐらいです
1 材料を切る
私の場合、茄子は縦に半分に切った後5mmぐらいの厚みに半月に、ピーマンは縦3mmぐらいの幅で縦に細切りにしています。でも、切り方は味にはあまり関係ない気がします。
2 たれを作る
生姜をすりおろし、酒と砂糖と醤油を加えて(同量ぐらいづつ)適当に混ぜます。その状態で味見をして、好きな味を作ります。
3 茄子とピーマンを別々に炒める
まず茄子を炒めます。茄子を炒めるときの油は、茄子が半分ひたるんぢゃないかと思うぐらい入れて良いです。炒めたらいったん他の器に移し、今度はピーマンも別に炒めます。ピーマンはそこそこの油でOK。
4 合体させて2のたれで炒める
二度手間だけど、またさっきの茄子とピーマンをフライパンに戻して、2のたれをからめて炒めます。不思議なことに、一端炒めるという過程をとったほうが美味しく仕上がります。
たれは一度に全部入れず、半分ぐらい入れてから味を見て、たりないようだったら足りる所まで足していきます。(いわゆる「目分量」ってやつです)
5 最後の仕上げにごま油
炒め終わる頃に、ごま油を「たらたら〜」ぐらい入れると、なぜかリッチな中華味(笑)
材料:
キムチ(一握り)
豚肉(できればバラ肉薄切り)
白菜(1/4〜1/2ぐらい)
※上記の分量で2〜4人前ぐらいです
1 材料を切る
私の場合、白菜は横に5cm幅ぐらいに、肉は、市販のスライス肉なら幅3cmぐらいに切っています。
2 鍋に白菜と肉をセット
鍋の中にほんの少しだけ水を入れ、白菜の芯の固そうなところだけ鍋の底にひいて、その上に肉やキムチをはさんで、また芯をおいてと、段々に重ねます。
3 煮込む
煮ていると白菜から水分が出てきて、鍋の水(お湯)が増えます。もし水分が足りなかったら、適宜、水を足します。芯が半分ぐらい煮えたら、柔らかい方の白菜の葉も入れます。味付けはキムチの量で加減します。お好みによりネギを入れても美味しいでしょう。
材料:
にんじん(2本)
じゃがいも(2個)
たまねぎ(2個)
鶏肉(骨つきの水炊き用か、モモ肉が良い)
コンソメ
ポタージュスープの素
※上記の材料で3〜4人前ぐらいです
1 材料を切る
最小限に切れば良いです。横着しましょう。人参は皮を向かず、そのまま2cmぐらいに輪切り。じゃがいもは皮を向いて、半分かそのまた半分ぐらい。たまねぎは皮を向いて、1/4ぐらい。鶏肉は、骨つきならそのまま、モモ肉なら、適当に何片かに分ける。
2 煮る
煮る前に全部油で炒めておくと良いですが、沸騰したお湯にいきなり材料を投げ込んでも特に問題はありません。ともかく、水でゆでます。そのとき、最初だけはアクをちょっと取ってみたりすると良いでしょう。でもアクはそれほど神経質にならなくてもいいです。一段落したら、固形のコンソメを1個入れて、後は2時間ぐらい弱火でひたすら煮ます。煮ている間にインターネットでもやっていればすぐ時間は過ぎます(笑)
3 味付け
ずばり、市販のスープの元、あるいはスープそのものを適当に投入。アオハタのコーンポタージュスープなどは、なかなかオススメです(笑) 味が薄ければ、お好みでバターや牛乳を投入。すこし煮詰めてハイ出来上がり!
因幡の料理日記
外食を考える