バニー服を着た先に何があるのか

 先日、とっても久しぶりのバニー旧友(という表現で良いのだろうか?)と合って語ったとき、「趣味でバニーしている」「着たいから着ている」って、理解されずらいよねーって会話になりました☆
何かというと、周囲からは、
「わざわざバニー服を持っているなんて、水商売で使ってたの?」
「バニー服を着て、彼氏とHとかするの?」
「そういう衣装を集めて、それで、どうするの?」
「スタイルに自信あるから、そういう格好するんでしょ?」
そういうことばっかり言われたり聞かれてして困ったよねー、うんうん、同意同意って。
そうなんです。うさぎハウス的?な「バニりたい娘」は、目的のためにバニっているというよりは、バニる(バニーな格好をする)ことそのものが目的だったりするのです。「ただ、着てみたいと思った」「着ると嬉しかった」「衣装を所有できて満足」というだけのことに、周囲が、それ以上の(自分に納得できるためのステレオタイプの)理屈づけをするから、かえってややこしくなっていたんですねー(目から鱗☆)。

 だから、バニー服を着た先には、(たぶん)何もありません。着た直後には、本人の自己満足があって、たいていは、そのうち、年齢の経過と共に、他のことに興味が移ったり、自分には似合わないと諦めたり、十分着用できたからお腹いっぱいと、バニー熱は自然消滅していくのです。もちろん、消滅しないこともあります。
 ただ、どうしても「着ている」(見られている)だけだと、年齢的その他の限界を感じていくこともあるのか、消滅しないケースでは、バニーやコスプレとのかかわり方が、若い頃とは少しづつ変化していくケースが多いみたいです。
もともと「可愛い女の子を見るのも趣味」(バニるのも好きだけどバニった娘を見るのも好き)という傾向のある女性の場合、見られる側から見る側、着ている側から着させる側とシフトしていく傾向はありますね。よく聞く例としては、コスプレイヤー→女性カメラマンになるというパターン☆ 数例、見聞きしているかな? 自分がコスプレイヤー(撮られる側)だったとき、自分だったらこうして欲しかったってことが分かっているから、かゆいところに手が届くし、しかも可愛い娘ハンターも出来て一挙両得(笑)。あと、最近流行りの「衣装製作販売系サークル」に走ったりとかも、比較的ありがちな傾向ですね。お気に入りの衣装を、他の色々な娘に着てもらえる、そんな喜びがあります。あとは、お約束の結婚引退☆ コスプレのために人生を賭けるより、旦那や子供のために人生かけたほうが、たぶん、一般的充実は味わえるのかも知れません…。
 でも、結局、その娘の根底に「コスプレ魂」がみっちりしみこんでいる限り、パンピーの男とぢゃ、うまくいかないでしょうねぇ…(しみじみ)。だってあなた、せっかく殿方が「高級レストランで優雅なデートを楽しみたい」と思って誘って下さっているときに、「ここの制服、可愛くないからPASS!」「こっちのお店の制服が、より萌え〜」とか、味とは違う視点で店の評価しているとかだったら、やっぱり崩壊すると思う…(^^;)。