コスプレダンパ

 ダンパにはいくつか方向性があると聞きましたが、実は私自身は行ったことがないのです。実は「アニメをあまり知らない」「全く踊れない(笑)」という体質が、ダンパという言葉を遠いものにしているのです。誘ってくれる方は「壁の花でもいいから」と言うんですけど、バニーな格好で踊るとかちょっと違うし、踊る目的の会場に踊らない人が行くのも悪いような気がするし。ですから、ここに書くことはうさぎハウスの他の娘などから聞いた話となります。
 ダンパは大きく2種類に分かれ「濃い系」と「薄い系」のようです。濃い系は、小規模のかわりに本当にアニメ好きの人が集まっているようで身内の結束も固く、全員がコスプレイヤーなので撮影する人も同士のようなもの。撮影したりされたりという行動がすでにコミュニケーションとなっていている感じです。当然、自分はアニメを知らないしコスプレもしないけど、コスプレイヤーの写真を撮りたいといった目的で紛れ込んだカメラマンは浮いてしまう(あるいははじめから入場できない)雰囲気です。悪質なカメラの危険はないのでそういう意味では安心ですが、逆に、アニメ系でないバニーのようなコスプレだと、雰囲気に合わない危険も…?
 一方「薄い系」は、ディスコ(←すでに死語)のコスプレ版のような感じで、主催している側も商業的。マスコミ取材をどんどん入れたりコスプレコンテスト(いわば実体は美人コンテスト)を行なったりというノリです。何事も宣伝になれば良いという割り切った運営なので、一般の常識を覆して「コスプレでの来場歓迎」とうたっています。当然ながら、コスプレしない「撮影のみの目的」の方でも入場させますし、撮影側も「コスプレしている人は撮って良いもの」という前提で動いているむきもあるようです。ただし、全体に薄いノリのため、逆に制服系のコスプレでは浮いてしまうとか、アニメの濃い話についていけないとかそういう感じもなく、キャラのことは気にせず参加できて、楽といえば楽みたいです☆

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