因幡の場合、最初にバニー衣装が欲しいと思ったとき、制服だから作っている業者を探せばいいという発想にいってしまったので、最初は自作は考えてませんでした。ただ、せっかく色々と細かい指定をして業者にオーダーしても思ったようにならなかったりなどもあって、もしかしたら自分で作ったほうが安くて好み通りになるのでは、と後から考えました。
 で、非伸縮素材を購入して、うさぎハウス5号でとあるコスプレ女性がレポートしていたやり方で、体より大きめの円筒を作って体形に合わせてつまんでいく方法を試したのですが、どうもうまくいかないんですよ…。それでも下半身はなんとかなったのですが、胸回りのふくらみがどうしても出せずに挫折しました。後から聞いた話ですが、バニー衣装の型紙は縦に分割されたそれぞれのパーツがゼリービーンズのように曲がった形をしていて、それを継ぐことによって立体感がでる仕組みらしく、円筒をつまんでいく方式では同じものにはならないみたいです。
 ともかく、私はバニー衣装の自作に挫折しました。言い訳がましいですが、これでも比較的手先は器用なほうだし、他のコスプレ衣装は自作したこともあるんですよ☆ でも、バニーはなんか違うんですよね。どうやらバニー衣装は、構造が特殊なので業者さんでも嫌がる衣装みたいです(などと「酸っぱいぶどう」状態(笑))
 でも、最近はうさぎハウスでも様々な業者の衣装を購入して色々と作り方のノウハウがついてきたので、それを応用しながらもういちど自作にチャレンジしようという動きも出ています。「たまたま体に合わせて縫っていたら出来た」とか「気合いを入れたらいつの間にか仕上がっていた」などではなく、どなたでも説明を読むことで確実に作れるな汎用的な自作手法(例えば型紙とか)が確立されれば、もちろん皆さんに紹介していきたいと思っています。

 ここから先は余談ですが…。

 「コスプレといえばやはり自作!」という考え方もコスプレ業界には根強いようですし、私としても、もちろん自作に越したことはないと思いますし、「安易にオーダーして当たり前」と推奨しているわけでもありません。ただ、自作問題にはもっとメンタル的に「深い」部分もあったりして(^^;)、その辺りの重たい話は「コスプレ女性の彼岸」シリーズで特集しております。興味のある方はそちらも是非ご一読くださいませ☆

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